米国株、大型テクノロジー株の影響力克服は困難か-10%調整の瀬戸際
さすがブルームバーグ
ダンさんと同様ハイテク株の下落が今回の急落に大きな影響を及ぼしていると認識している様です。
ここ数ヶ月、実はS&P495(S&P500からGAFAMを除いた495社)はずっと下がっていました。
実質GAFAMだけでポイントを上昇させていたことになります。
つまりGAFAM下落により全体の下落…今回の急落はそういったシナリオなのだと思います。
一方、テーパリングに関しては開始時期、利上げ時期の予測に前後あれど、
実行されることはほぼ全ての市場参加者が予測していると言っても過言では有りません。
すでにテーパリングの話題は株価を左右する話題のネタではないのかもしれませんね。
テーパリングがある程度織り込まれたと考えた場合、官製相場から業績相場への転換が予測されます。
て言うかもう始まっているかもしれません。
PMIの数字が悪い→緩和→株価ヤッホイの構図はすでに終わり、
どの部門のPMIがどう良いのか、
どのセクターの株価に好影響があると考えられるのかシナリオを作って展開していかないといけないですね。
GAFAMも下落しているナイフとなっていますが、だからと言って業績の悪い、終わった株と言うわけではありません。
行き過ぎた株価の適切な調整を経れば、
当然ながら好業績の有望株としてまたS&P、NASDAQを牽引してくれると思います。
最後に、画像の数字、Busyで見にくいと思いますので載せておきます。
各国PMI結果 予想との乖離
スペイン 結果56.9 予想より下
イタリア 結果55.5 下
フランス 結果56.2 上
ドイツ 結果56.2 上
ユーロ 結果56.4 上