本日の主な経済指標とイベント

『本日の日本市場振り返りと今週のイベント』経済指標・決算 2月7日(月)

こんばんは。今日も日本市場振り返りと今週イベント共有をしていきます。

主要経済情報

①日本市場振り返り

  • 日経平均   27,248.87円 (-191.12)  -0.7%
  • TOPIX    1,925.99 (-4.57)  -0.24%
  • マザーズ   752.13 (-21.35)  -2.76%
  • 東証1部売買代金:  3兆0141億円
  • 上昇率上位業種:  保険 銀行 パルプ・紙
  • 下落率上位業種:  海運 精密機器 金属製品

振り返り

先週金曜の米国市場で下落したNYダウの流れを受けて日経平均も下落。

特に1月雇用統計が予想外に強い内容だったことから、金融引き締め観測が強まり金利が上昇した事もあって総じて下落の流れとなりました。

ただし、金利上昇が明確な原因かというと、下落率上位にバリュー業種がある事から確定的なことは言えません。

むしろ本日の株価上昇率上位業種は金曜日の下落率上位業種と重複しておりレンジの様相を呈しているのではないでしょうか。

もちろんマザーズ指数の下落率からもわかる通りグロース株にとって逆風である事は言うまでもないです。

木曜の米国消費者物価指数の状況次第で金利の上下動の可能性ある為、木曜を睨む展開となるでしょう。

②今週の主な経済指標

2/7(月) 重要指標リスト(右記数字は予測)
  • 24:45 欧 ラガルドECB総裁(スピーチ)
2/8(火) 重要指標リスト
  • 16:45 仏 貿易収支
  • 22:30 加 貿易収支 +24.5億    
       米 貿易収支 -830億
  • 27:00 米 3年債入札 500億ドル
2/9(水) 重要指標リスト
  • 22:10 英 ピルMPC委員(スピーチ)
  • 24:30 米 週間原油在庫    
       米 ボウマンFRB理事(スピーチ)
  • 26:00 加 マックレムBOC総裁(スピーチ)    
       米 クリーブランド連銀総裁(スピーチ)
  • 27:00 米 10年債入札 370億ドル
2/10(木) 重要指標リスト ※アメリカ注目日!
  • 22:30 米 新規失業保険申請件数 23.0万件
       米 消費者物価指数[前月比/前年比] 0.4%/7.3%    
       米 消費者物価指数【コア】 0.5%/5.9%
  • 27:00 米 30年債入札 230億ドル
  • 29:15 英 ベイリーBOE総裁(スピーチ)
2/11(金) 重要指標リスト ※イギリス注目日!
  • 16:00 英 第4四半期GDP【速報値】
         [前期比/前年比] 1.1% /6.4%

       英 GDP  -0.5%
       英 鉱工業生産
         [前月比/前年比] 0.1%/0.6%
  • 24:00 米 ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 67.5

見通し

木曜アメリカ!

金曜イギリス!

重要指標が続きます。

BOEは既に金利引き上げの措置に踏み切っているが今後どうなっていくか。

③今週の主な米国決算銘柄

2/7(月)

  • アムジェン
    ティッカー: AMGN
    時価総額: $126,194(以下単位は百万ドル)
    業種:製薬

2/8(火)

  • アリババグループ
    ティッカー:BABA
    時価総額: $334,716
    業種:インターネットサービス
  • ファイザー
    ティッカー:PFE
    時価総額: $299,614
    業種:製薬
  • トタル
    ティッカー:TTE
    時価総額:$148,939
    業種:総合石油 & ガス

2/9(水)

2/10(木)

  • コカコーラ
    ティッカー:KO
    時価総額:$266,119
    業種:食品
  • ペプシ
    ティッカー:PEP
    時価総額:$242,475
    業種:食品
  • アストラゼネカ
    ティッカー:AZN
    時価総額:$177,656
    業種:製薬
  • フィリップモリス
    ティッカー:PM
    時価総額:$161,614
    業種:タバコ

2/11(金)

  • 特になし

見通し

今週はハイテク系に変わってバリュー&ディフェンシブ銘柄が中心。

オミクロンがピークアウトしいよいよ経済正常化に向けて各国が進んでいく状況で、 ファイザーやアストラゼネカがどの様な見通しを示すか。
また、飲料系メーカーも今後外食が増加していくことが予想される中でいかに強気見通しを示せるかが株価に影響しそうです。

今日はこんなところです。 今週の投資の参考になれば幸いです。

最後に、投資のご判断は自己責任、自己判断で

必須フォロー事項

①新型コロナウイルスの感染状況
・ヨーロッパでは再拡大
・各国規制状況
・オミクロン株

②米国動向
・国債市場と長期金利
・インフレ
・利上げ時期だけでなく利上げ回数、利上げ幅
・FRB高官の発言

③欧州動向
・BOE・ECBの利上げ織込み状況
・コロナ感染再拡大

③中国国内動向
・政府による突然の方針変更
・中国不動産セクター動向

④日本国内動向
・円売りへの対策

⑤コモディティの価格推移注視(原油等)

以上こんなところです。

今晩も頑張っていきましょう!