おはようございます。
本日もこれからの経済指標とイベントの共有をしていきたいと思います。
主要経済情報
経済指標・イベント リスト(時系列)
イベント:EU首脳サミット 2日目
時間(右記は予測数字)
- 8:30 日 CPI 結果0.2%/予測−0.8%
- 9:30 日 製造業PMI 結果53/予測51.4
- 9:30 日 サービス業PMI 結果50.7/予測47.6
- 15:00 英 小売売上高 0.0%
- 16:15 仏 製造業PMI 55.2
- 16:15 仏 サービス業PMI 56.2
- 16:30 独 製造業PMI 58.5
- 16:30 独 サービス業PMI 53.5
- 17:00 欧 製造業PMI 58.7
- 17:00 欧 サービス業PMI 56.4
- 17:30 英 製造業PMI 56.7
- 17:30 英 サービス業PMI 55
- 21:30 加 小売売上高 -0.3%
- 22:45 米 製造業PMI 60.7
- 22:45 米 サービス業PMI 54.6
見通し
今日はEU首脳会議2日間です。
https://www.consilium.europa.eu/en/meetings/european-council/2021/10/21-22/
こちらは引き続きフォローが必要ですね。
一挙手一投足のフォローは無理ですが、大きな発言は今後の方向性を決定づける必要があるのでご注意を。
そして上記の通り、本日はPMI祭りです。
主な指標のなかった今週ですが、最後に大きなボラが出る可能性があります。
テーパリングの議論がなされ、今後業績相場となっていく可能性を鑑みると、PMIが50以上をキープする事が各国の相場全体において重要では無いでしょうか。
つまりFXなどの通貨強弱のみならず株式にも影響があります。
先んじて発表された日本では予測を大きく上回る結果となりました。
特にサービス業では目安となる50を超え景気拡大が期待される結果となり、
これは非常に良い兆候だと思います。
日本市場に対しては今晩の米国PMIが特に影響の大きい指標となりますので、
フォローしたいと思います。
米国決算情報
現地時間(☆マークは注目銘柄)
- ☆07:00 AXP アメリカン・エキスプレス 3Q
- 07:00 CLF クリフス・ナチュラル・リソーシズ 3Q
- 07:00 HON ハネウェル・インターナショナル 3Q
- 07:00 ROP ローパー・インダストリーズ 3Q
- 07:00 SLB シュルンベルジェ 3Q
- 07:00 VFC ブイエフ 2Q
- 08:00 HCA エイチシーエー・ホールディングス 3Q
- 08:00 UBSI ユナイテッド・バンクシェアーズ 3Q
- 09:00 RF リジョンズ・フィナンシャル 3Q
- 09:00 SIFY サイファイ テクノロジー ADR 2Q
- 16:00 STX シーゲイト・テクノロジー 1Q
見通し
決算WEEK1週目最終日はあまり大きな企業決算はありません。
その代わりPMI祭りですが。
アメックスホルダーの方は景気指標と決算発表で大きな値動きになる可能性がありますのでご注意ください。
為替概況
ドル円
オプション状況
- 114.25円 22日期限オプション
- 113.99円 現在値
- 113.75円 28日期限オプション
- 113.55円 27日期限オプション大きめ
- 113.00円 25日期限オプション
- 112.50円 25日期限オプション
- 112.00円 27日期限オプション
テクニカル
- RSI 70付近 高値圏
- MACD プラスだがデッドクロスに注意
- ボリンジャー バンドウォーク解消
- 出来高 少し減少、落ち着いてきた
- 一目均衡表 雲のねじれ発生・現在値が転換線を割れる懸念
- 移動平均線 200日SMAからの乖離4.4%
ユーロドル
オプション状況
- 1.1775ドル 27日期限オプション
- 1.1650ドル 22日期限オプション
- 1.1623ドル 現在値
- 1.1610ドル 28日期限オプション
- 1.1600ドル 22・27日期限オプション
テクニカル
- RSI 50以上に留まれず反落。46.8付近
- MACD プラス
- ボリンジャー 中央付近
- 一目均衡表 週明け25日に再度ねじれ発生
- 移動平均線 20日SMA上抜け 200日SMAとの乖離率2.43%
見通し
①ドル円
大きなオプションが円高方向に多く出現してきました。
RSIの低下、MACDのデッドクロス懸念等テクニカルでも円高懸念の指標がいくつか出てきています。
強烈な円安進行に対する反発の可能性もありますが、
ここ数日の株安→リスクオフという流れになりますと、円とドルが双方強くなって結果円高
という流れも懸念されます。
実際DXYはここ数日低下してきていますが、一方でDXYの一目均衡表では本日雲ねじれが発生しています。
再度DXYの上昇に注意するとともに、上述の通りドル高+円高の流れにも注意です。
②ユーロドル
ユーロドルは特にDXYに近似した値動きをしています。
テクニカル指標も同様で、週明けに一目均衡表の雲がねじれる事となっています。
ここでさらにユーロ高となるのか、それとも本日のレートがいわゆる「戻り高値」になり、ショートが正解となるのか見ものです。
移動平均線からの乖離はそれほど大きくは無い。
必須フォロー事項
①新型コロナウイルスの感染状況(現在注目度が低下している)
②米国動向
・国債市場と長期金利
・インフレ
・テーパリング・利上げ
・11月3日に次回金融政策発表
・FRB高官の発言
・12月3日前の米国の債務上限問題
③欧州動向
・欧州首脳サミット
・テーパリング・利上げ
③中国国内動向
・政府による突然の方針変更
・中国不動産セクター動向
④日本国内動向
・政局(本日衆院選公示→31日投開票)
⑤コモディティの価格推移注視(特に天然ガス、原油)
今週も早いものでもう金曜です。
一気に気候も変化し体調を崩しやすい状況ですので皆様お体ご自愛ください。