本日の主な経済指標とイベント

『本日の投資関連イベントまとめ』経済指標・決算・為替 12月1日(水)

こんばんは。

今日から12月ですね。

引き続き本日もこれからの経済指標とイベントの共有をしていきたいと思います。

主要経済情報

経済指標・イベント リスト(時系列)

メインイベント:

右記数字は予測

  1. 16:00 英 ネーションワイド住宅価格
        [前月比/前年比] 0.5%/9.3%
       独 小売売上高
        [前月比/前年比] 1.0%/-1.7%
  2. 16:30 瑞 消費者物価指数
        [前月比/前年比] -0.1%/1.4%
  3. 17:30 瑞 製造業PMI 64.2
  4. 17:50 仏 製造業PMI
        【確報値】 54.6
  5. 17:55 独 製造業PMI
        【確報値】 57.6
  6. 18:00 欧 製造業PMI
        【確報値】 58.6
  7. 18:30 英 製造業PMI
        【確報値】 58.2
  8. 21:00 米 MBA住宅ローン申請指数 –
  9. 22:15 米 ADP全国雇用者数 +52.5万人
  10. 22:30 加 建設許可 -1.0%
  11. 23:00 英 ベイリーBOE総裁演説
  12. 23:45 米 製造業PMI
        【確報値】 59.1
  13. 24:00 米 ISM製造業景況指数 61.0
       米 建設支出 0.4%
       米 パウエルFRB議長の議会証言
       米 イエレン財務長官の議会証言
  14. 24:30 米 週間原油在庫 -0.16M
  15. 28:00 米 地区連銀経済報告

見通し

今日のPMIは確報値ですのであまり大きな影響はないでしょう。

またADP雇用統計も発表されますが、ここ最近本番の金曜日と乖離した数字が多く見受けられます。

その辺りが投資家心理にどう影響を及ぼしているかが発表後のボラにも影響しそうです。

そして昨日タカ派発言をしたパウエル氏の発言が今日もあります。

事後修正の様なものを再度発言すればまたボラが出てくると思いますし、パウエル氏の他ベイリーBOE総裁、イエレン財務長官の発言もあります。

昨日のパウエル氏の発言を受けてどの様な演説をされるのか注目です。

米国決算情報

本日の主な決算銘柄
  • 情報技術
    SNOW スノーフレイク A 3Q
    CRWD クラウドストライク・ホールディングス クラスA 3Q
    VEEV ヴィーバ・システムズ クラスA 3Q
    SNPS シノプシス 4Q
    OKTA オクタ 3Q
    SPLK スプランク 3Q
    ESTC エラスティック 3Q
  • 一般消費財
    FIVE ファイブ・ビロー 3Q
  • 生活必需品
    STZ コンステレーション・ブランズ 3Q

見通し

本日も決算銘柄数としては多くないですが、スノーフレイクを始め情報技術系で時価総額の大きな銘柄の決算が控えていますので、

ホルダーの方はフォローください。

利上げやオミクロン株といったマクロ情勢によって株価に影響が出ている現状ですので全体の流れに引き寄せられる部分も多分にあるかと思いますが、しっかりと業績を計上してくる銘柄には素直に株価で応えるのが米国株ですので、企業分析も抜かりなく行ってまいりましょう。

それにしても、主な決算銘柄は時価総額を目安に列記しているのですが、情報技術セクターの銘柄が本当に増えた印象があります。

良し悪しは別にして、時価総額の観点から見ると新型コロナウイルスは産業構造も変えてしまったのかなとデータを整理していて実感するところです。

参照:https://mst.monex.co.jp/mst/servlet/ITS/fi/FIClosingCalendarUSGuest

為替概況

ドル円

ドル円SMA+フィボナッチ
ドル円 一目均衡表

オプション状況

  • 115.10円 6日期限オプション大きめ
  • 115.00円 2日期限オプション大きめ
  • 114.00円 2日期限オプション
  • 113.02円 現在値
  • 113.00円 3日期限オプション

テクニカル

日足でのテクニカル指標
  • RSI
    47.03
    50以下だがRSIだけで判断できない状況     
  • MACD
    DC達成・下落基調
  • BB
    エクスパンション開始も
    一気の広がりは確認できず
  • 出来高
    明確に上昇
  • 一目均衡表
    遅行スパン下抜け状態継続
  • 移動平均線
    パーフェクトオーダー
    20日SMAを割り込むが、
    50日SMAにサポートされた形
  • フィボナッチ
    50%戻しでサポート
  • EMAリボン
    一番下55日EMAでサポート

ユーロドル

ユーロドルSMA
ユーロドル一目均衡表

オプション状況

  • 1.1455ドル 3日期限オプション
  • 1.1450ドル 2日期限オプション
  • 1.1425ドル 2日期限オプション
  • 1.1400ドル 1日期限オプション
  • 1.1343ドル 現在値
  • 1.1300ドル 3日期限オプション
  • 1.1275ドル 2日期限オプションやや小さめ

(参照)https://www.traderswebfx.jp/marketorder/default.aspx

テクニカル

日足でのテクニカル指標
  1. RSI
    42.48
    過小評価から戻ってきたところ
    もう下落基調とは言えない数値まで戻ってきた
  2. MACD 
    GC達成
    直近パターンによれば
    ここから上昇か横ばいの値動きを示唆
  3. BB
    エクスパンション終了の様に見える
  4. 一目均衡表
    三役逆転継続
  5. 移動平均線
    引き続き逆パーフェクトオーダー

見通し

引き続き利上げ、新型変異株とマクロファンダが支配しています。

ただ昨日から引き続きドル円では今の状況を鑑みると押し目を形成している様に見えます。

115円までのオプション多数・一目均衡表の雲・フィボナッチの50%ライン・50日SMA・EMAリボンがサポートに回っていますし、今列挙したラインが一度に集中していますので、比較的強力なサポートかなと思います。

ただ一気に最高値更新かと言うとそれはわかりませんので、それはまた値動きが近くなってから分析することにいたします。

先日、円高はリスクオフにおける円への逃避ではなく、コロナ感染者数、オミクロン未確認市場への資金流入ではないかと予想しました。

すでに日本でもオミクロン株が見つかってしまった以上、あまり円に逃避するメリットが無くなったという点も価格を押し上げる要因になりそうです。

最後に、昨日と変わらないですがショートで入る場合には115円程度まで引きつけて。これは変わりません。

ユーロドルの方向性も昨日から変わっていません。

むしろMACDでゴールデンクロスを達成しましたのでよりユーロ高への戻し、もしくは横ばいが予想できる状況です。

ここへきて出来高が大きく上昇してきていることも、ロングでのエントリー勢の他、ショートの利確が入ってきているかなと予想できます。

ここで逆張りのロングをエントリーするか、あくまで戻り高値を待ってのショートで勝負するかは別れるところですが、ロングでエントリーし、もしMACDが再度デッドクロスしてしまったら損切り、という戦略は比較的リスクリワードが高いかなと思います。

ただし、投資は自己責任・自己判断で

必須フォロー事項

①新型コロナウイルスの感染状況
・ヨーロッパでは再拡大
・各国規制状況

②米国動向
・国債市場と長期金利
・インフレ
・利上げ時期の決定👈最重点項目!
・FRB高官の発言
・12月3日前の米国の債務上限問題

③欧州動向
・利上げ
・コロナ感染再拡大

③中国国内動向
・政府による突然の方針変更
・中国不動産セクター動向

④日本国内動向
・円売りへの対策👈急激な円買いには注意
・オミクロン株国内動向

⑤コモディティの価格推移注視(特に天然ガス、原油)

以上こんなところです。

今晩も頑張っていきましょう!