今週の経済指標共有
こんにちは。
今週も経済指標イベントを共有していきたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
2022年1月第3週経済指標
1/10(月)
イベント:成人の日
- 09:30 豪 住宅建設許可件数 ±0.0%
- 18:00 伊 失業率 9.3%
- 19:00 欧 失業率 7.2%
- 24:00 米 卸売在庫【改訂値】 1.2%
1/11(火)
主なイベント:(日本)五十日祝日開け
- 9:01: 英 BRC 小売売上高モニター前年比 14.3%
- 09:30 豪 貿易収支 +107.00億
豪 小売売上高 3.8% - 14:00 日 景気先行CI指数【速報値】 102.8
日 景気一致CI指数【速報値】 93.5 - 17:00 西 工業生産[前月比] 0.6%
- 18:00 伊 小売売上[前月比/前年比] 0.7%/7.4%
- 19:20 欧 ECB ラガルド総裁スピーチ
- 20:00 米 NFIB中小企業楽観指数 98.5
- 23:12 米 メスター:クリーブランド連銀総裁の発言
- 23:30 米 ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言
- 24:00 米 パウエルFRB議長のFRB議長(再任)証言
- 27:00 米 3年債入札 520億ドル
- 翌06:00 米 ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
1/12(水)
イベント:
- 08:50 日 貿易収支(国際収支 -6500億
日 経常収支(国際収支 +5863億 - 未定 日 黒田日銀総裁の発言
- 10:30 中 消費者物価指数 1.8%
中 生産者物価指数 11.3% - 14:00 日 景気ウォッチャー調査[現状判断DI] 56.3
日 [先行き判断DI] 52.0 - 19:00 欧 鉱工業生産[前月比/前年比] 0.5% 1.5%
- 21:00 米 MBA住宅ローン申請指数 –
- 22:30 米 消費者物価指数 [前月比/前年比] 0.4% 7.0%
米 消費者物価指数【コア】[前月比/前年比] 0.5% 5.4% - 23:15 英 カンリフBOE副総裁の発言
- 24:30 米 週間原油在庫 –
- 26:00 米 WASDE報告書
- 27:00 米 10年債入札 360億ドル
- 28:00 米 地区連銀経済報告(ベージュブック) –
米 財政収支 -25億
1/13(木)
主なイベント:
- 06:45 新 住宅建設許可 –
- 09:01 英 RICS住宅価格 70%
- 17:45 英 マンMPC委員の発言
- 19:30 欧 ECB de Guindos副議長講演
- 20:30 欧 ECB Hakkarainen監査役講演
- 22:30 米 新規失業保険申請件数 20.0万件
米 生産者物価指数[前月比/前年比] 0.4% 9.8%
米 生産者物価指数【コア】[前月比/前年比] 0.5% 8.0% - 23:30 欧 ECB Executive Board Member Elderson Speech
- 24:00 米 ブレイナードFRB理事演説
- 24:30 米 週間天然ガス貯蔵量 –
- 25:00 独 Bbk ブーフ副総裁の講演
- 26:00 米 バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
- 27:00 米 30年債入札 220億ドル
米 エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
1/14(金)
主なイベント:米国大手金融企業本決算発表
- 08:50 日 国内企業物価指数[前月比/前年比] 0.3% 8.8%
- 未定 中 貿易収支 +730.0億
- 16:00 英 GDP 0.4%
英 鉱工業生産[前月比/前年比] 0.2%/0.8%
英 製造業生産高[前月比/前年比] 0.2%/-0.2%
英 商品貿易収支 -142.54億
英 貿易収支 -24.00億 - 16:45 仏 消費者物価指数【改訂値】[前月比/前年比] 0.2%/2.8%
仏 財政収支 – - 17:00 西 消費者物価指数【改訂値】[前月比/前年比] 1.3%/6.3%
- 18:00 伊 工業生産
- 19:00 欧 貿易収支 –
- 22:15 欧 ラガルドECB総裁の発言
- 22:30 米 小売売上高 -0.1%
米 小売売上高【除自動車】 0.2%
米 輸入物価指数[前月比/前年比] 0.3%/10.8% - 23:15 米 鉱工業生産 0.2%
米 設備稼働率 77.0% - 24:00 米 ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 70.0
米 企業在庫 1.2% - 25:00 米 ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
【1月14日(金)日本相場のおさらい】
✔️株価
昨日の米国株が下落した影響を受けて日本時間でもリスク回避の動きが広がり、ハイテク株や輸出関連銘柄を中心に売りが優勢に。
日経平均株価、TOPIX、マザーズ共に続落。
前場に下げ幅は600円弱まで→後場に入ると下げ幅を縮めたため下髭の長い陰線で日本市場は終了。
昨晩のSOX指数が大きく下げた影響を受けて東京エレクトロン等半導体株も大きく下げたが、後場では回復。
日経平均 が下げ渋るプラス要因となりました。
✔️コモディティ
ドル指数も日本時間午前で大きく下落。
その影響からゴールドの価格が上昇しています。
✔️為替
為替でもドル円は下落、ユーロドルは上昇。
ドル円の下落が株価下落にも影響しています。
✔️日本でも日銀による利上げ予測が出てきました。
その影響から日本国債も価格を下げています。
【1月14日(金)今晩の見通し】
今晩はラガルド総裁の発言があるのでユーロ関連の銘柄には注意が必要です。
そして米国では小売売上の発表があります。
予測は±0%というコンセンサスですが、また予測よりも大きく低下し経済に対して弱い傾向が出たりすると、さらに株価が下落する恐れがありますのでご注意ください。
さらに大手金融銘柄の本決算もありますので、経済指標に加えて影響が出そうです。
※なお、イギリスではジョンソン首相が昨年5月ロックダウン中にパーティーを行っていた事が大問題になっています。
もし引責辞任という形になるとポンドが大きく売られる可能性がありますのでポンドホルダーの方はご注意ください。
コロナ中の宴席問題はどの国も一緒ですね笑
今週の見通し
今週はアメリカで消費者・生産者物価指数(それぞれ12日、13日)の発表があります。
ここに14日(金)の小売売上高と大手金融企業の決算発表がどうなるか。
引き続き高水準のインフレは続くのかどうか注目。
現在利上げ観測によって大手ハイテク株の株価が下落しています。さらにここでインフレ率が収まってくる状況となれば、仮想通貨は大きなダメージを受ける可能性がありますね。
上記2点に依存した形で価格を上昇させてきた仮想通貨にとって、環境的に大変厳しいものになりそうです。
ヨーロッパに目を移すとイギリスでのGDP発表が14日(金)に控えています。
ポンドホルダーの方はご注意ください。
ユーロでの大きなイベントはありませんが、ラガルド総裁のスピーチをはじめとして要人発言が多く予定されています。
要人発言によってユーロ圏での利上げスピードに修正がかかる様な状況となるとまたボラが出てくる可能性がありますので、十分注視して参りましょう。
ご参考になれば幸いです。
必須フォロー事項
①新型コロナウイルスの感染状況
・オミクロン株の感染爆発!
・各国規制状況
症状は軽いですが海外も日本と同様過剰な規制を課すとなると経済にダメージをきたすかも
②米国動向
・国債市場と長期金利
・インフレ
・利上げ時期の決定👈最重点項目!
・FRB高官の発言
③欧州動向
・利上げ
・ユーロ全体だけでなくG7国の突然の利上げには注意
③中国国内動向
・政府による突然の方針変更
・中国不動産セクター動向
・景気減退
④日本国内動向
・円売りへの対策👈急激な円買いには注意
・オミクロン株国内動向
⑤コモディティの価格推移注視