こんにちは、龍です
きょうもビットコインチャート分析のアップデートを長期目線で行っていきたいと思います
個人的に超重要局面だと思いますので、よろしければぜひ読んでいってください
個人的な備忘録と共に、取ったポジション、利確、損切りをしたポジションを整理する意味でも書き留めていきます
BTC Update
5月も月足が確定し、結果的には大陰線となりました
今後は後述する三角持ち合いのブレイクを確認しつつのトレード戦略となりそうです
個人的には、ここをブレイクしたらS2Fモデルへの疑念が発生するのではないかと考えます
そして再度の投げ売祭り→終わったら何事もなかった様に上昇
こんな流れも見えてきます
現物ホルダーは何も考えずにガチホで、という大前提を据えた上で、短期売買戦略を考えていきます
BTC現況と分析・トピックス
早速各暗号資産の現況と分析です
基本的に日本の取引所・販売所で取引できる通貨を中心に分析します
※ご注意
※私は暗号資産や金、原油などコモディティの特徴を持つ・もしくは分類される投資商品は基本的に縦軸を対数で見ています
通常の価格で縦軸を取られている方には違和感があるかもしれませんがご了承ください
※投資は自己責任でお願いいたします
私が上、下という予想はあくまで私見ですので、ご自身の最終判断の元エントリーをお願いいたします
BTCトピックス
先日は強気論と悲観論が競合している状況と書きましたが、今週に入って悲観論が少し多く聞こえてきている様な気がします
インフルエンサーが皆、「もう一度落ちる」、「もう一度落ちる」、「このチャートは危ない」といったセリフを口にする様になってきました
5月半ばは「絶好の買い場」という意見が大勢を占めていましたので、変化してきたことを実感すると共に、逆に底打ちの時期が近づいてきていると思います
強欲指数等の定量的な数値だけでなく、心理的な悲観論が市場を支配してきている時が買い場と自身に言い聞かせて買う、もしくはグリップしていきましょう
本当にツライですけどね
短期の売買戦略では、Youtubeで多くのインフルエンサーさん達が解説して頂いていますので、私は週足単位の大きな目線で相場を見る様にしています
文才もなく、タイピングも遅いのでUPするのも時間がかかりますが、それでも文章にすることで自身の分析を見直し、反省をすることができますので、今後もこのペースでやっていきたいと考えてます
さて、現在の強欲指数ですが、「17」引き続き「Extreme Fear」となっており、悲観の状況です
一方、Google Trendで検索数を調べると、今週は大きく低下する事が見込まれており、価格の落ち着きと共に世の中の興味が一旦薄れてきています
そして、相場の変化がもう一つ
6月4日にイーロン・マスク氏が例の如くツイートしました
このツイートの影響で、相場では一時的に2500ドルほどビットコインが下落するなど、反応を示しました
ただ、この下落がマスク氏のツイートだけが材料ではないことや、前回までのツイートによる価格変化を鑑みると、ツイートの価格に与える影響が少なくなってきているなと感じています
個人的には、今年の仮想通貨の上昇局面はまだ終わっていないと考えておりますので、引き続きチャートを分析しながらガチホしていきたいと思います
BTC 週足
それでは週足から見ていきます
相変わらず、耐えてますね
耐えまくってますね
今朝方も一時的に白い上昇チャネルを僅かに割り込むことがあり、やばい!とも思っていましたが再度耐え忍んでいます
下位足の三角持ち合いが非常に堅い事が伺えると同時に、ここが勝負の分かれ目と推察します
チャート中の白上昇チャネルは2021年年末に、大きな紫チャネル(下限だけ見えてますね)の上限に達する形となっています(※ちなみに白チャネルの根拠はコロナショック時の最安値と2020年9月の紫チャネル下限タッチ時の安値を結んでいます)
そういった意味では、もしこの白チャネルを明確に下回る様な事があると、一旦S2Fモデルに対する疑義が生まれてくると考えます
強気組はS2Fモデルを根拠にされている方が多く、そこが崩れると投げ売り祭り→紫チャネル下限までの値下がりと、しばらく低迷の日々が続くのではないかとおもいます
ロング方向を考えられている場合は、先週にもお伝えした通りリスクリワードの非常に高いトレードになりますので、チャンスではないでしょうか
ビットコインはボラが大きいので明確に下抜けたと思ってもV字回復してきたりと判断に迷う部分もありますが、ロットを小さくして段階的にエントリーする等工夫しながら、物色していく事が良いでしょう
大きく勝つ事よりも、負けない事が重要です
先週もお伝えした通り、上昇の紫チャネルがありますので白チャネルを破られてもガチホの予定です
BTC 日足
次は日足です
分析している側から価格が上がってきました
今日か明日にはどちらかに抜けるものと思われます
基本的な分析は週足と変わらず、今は白の上昇チャネル下限で頑張っている所です
テクニカルも先週と同様、プラスポイントとしては
✔️MACDがGC上向きである点
✔️RSIが強気のダイバージェンス→トレンドに沿ってRSIの下値を切り上げている点
そして、今の三角持ち合いで下値を固める様な動きと買い支えが入ってきている様に思われる点が見受けられますので、非常に好印象です
一方でマイナスポイントとしては
✔️陰線を付けた日の方が出来高が高く、売り圧が大きい事
✔️200SMAを下回っている
✔️50SMAと100SMAのデッドクロス完成
プラスポイントとマイナスポイントが混在してますので、まさに「三角持ち合い」せめぎ合いにより方向感を失っていますね
日足レベルでの予測としては、もしこの三角持ち合いを上抜けたとしても、それぞれの移動平均線やサポレジ線が待ち構えてますので、簡単に上抜けはできないかなと思います
上抜けした場合は各SMAが収束していき、パワーを溜めた後に上か下どちらかに大きく動くものと個人的には考えています
今の三角を抜けても、下図の様な三角持ち合いを再度形成するかもしれないですね
ちなみにこの三角持ち合いの頂点は7月13日
今月、来月は重要局面が多いです笑
そして、下抜けするとすれば週足で表示した紫チャネル下限まで価格を下げる事も予測しながら、
チャネルブレイク→価格の戻し→サポレジ転換を確認とセオリーを確認してからのショートエントリーをされる事をお勧めします
ショートには十分すぎる注意を払う事が重要ですね
最後に、1BTC20万ドルはもう無理と、色々ネガティブな声を最近よく聞きますが、1ヶ月で30000ドル下げるのであれば、逆に半年で18万ドル上げる事も可能かなとも思っています笑
下がったら上がるし、上がったら下がるのでどちらの値動きも受け入れながら、大きな視点で戦略立てしていきましょう
BTC 4時間足
続いて4時間足です
さて4時間足ですが、実は直近の三角持ち合いの上辺は引き直しています
元々は赤のラインが三角持ち合いの上辺でして、先週末に一時的に上抜けた様な動きを見せましたが、前述の通りイーロンマスク氏のツイートなどにより結局押し戻されてしまいました
そしてツイート直前の高値も実は5月中旬にサポレジとなっていた切り下げトレンドラインによるレジスタンスとなっていた事がわかります
現在、旧ラインに加え、20、50、100の角SMAが上値を押さえつけに来ており、ここを一気に抜けるには何かイベントが欲しいところです
日足に先駆けて4時間足でSMAが収束してきている状況ですね
4時間足から判断すると、もしここを上抜けたら月足レベルのフィボナッチ61.8%と、200SMAが重なる41300ドル付近が一つのターゲットになると思います
そのあとは52000ドル付近まで戻せるか、それとも勢いを失い、また白チャネルの下限まで値を下げるか…
基本的な戦略は変わりません
ロングの場合はここはリスクリワードが高いエントリーポイントだと思いますし、ショート目線であれば今のチャネルブレイクを待ち、さらに一旦の戻りを待ってショートエントリーという戦略が良いかと思います
今朝の価格上昇がロング勢の最後の抵抗なのか、それとも暴騰の狼煙となるか…
BTC 月足
さて最後に確定した月足を見て全体を把握します
引き続き、現在2013年から続く非常に長期のチャネルライン(紫)の中を推移しながら、BTCは上昇しています
コロナショックからの白い上昇チャネル内での価格推移も変わらずです
ちょうど下限で耐えてくれました
2017年のバブル時は2ヶ月連続の陰線は無く、もし今年の上昇相場が終わってなければ今月は陽線で終わって欲しいですね
このチャートを見ると、今年の年末には20万ドルを超えてくる計算となります
そこまで行くかは全くわかりませんが、どの様な値動きも受け入れて、この分析に固執する事なく冷静に分析していきましょう
まとめ
今回もBTCの分析を行いました
要点を下にまとめます
月足:上目線・フィボ50%戻し達成・チャネル下限で買い支え
週足:白チャネル下限で価格切り上げ・MACD下向き・RSI 50下回る
日足:三角持ち合い・MACD GC・RSI下値切り上げ
4時間足:三角持ち合い・出来高低下 嵐の前の静けさか
基本戦略は先週と変わりません
下位足とはいえ、今の三角持ち合いをどちらかに抜けた場合は大きな値動きがあるかと思います
短期投資では、リスクリワードを高めるためにできるだけ引きつけて
分割エントリー、全ツッパは避ける
長期投資では、目の前のトピックスに惑わされず俯瞰してチャートを見る癖を
今回の記事が参考になれば幸いです
それではまた