こんばんは。
さて、今週の市場を今日も振り返っていきたいと思います。
主な指数の週足変動とテクニカル面の変化
- 指数 終値 前週比 騰落率
- NYダウ 35677.03 +382.26$ +1.08%
- S&P500 4544.91 +73.53 +1.64%
- NASDAQ 15090.2 +192.86 +1.29%
- 日経225 28804 -263.78 -0.91%
- FTSE100(英) 7213.8 -24 -0.33%
- DAX(独) 15542.98 -44.38 -0.28%
- BTC 60978 -588.07 -0.95%(未確定)
主なテクニカル指標
- NYダウ 史上最高値更新 ただしMACD下向き・RSIダイバージェンス発生中
ボリンジャーバンドはスクイーズ
一目均衡表は三役好転状態キープ
100週SMAから約20%乖離
- S&P500 ダウと同様:高値更新・MACD下向き・RSI若干のダイバージェンス
ボリンジャーは大きな傾向無し
100週SMAからの乖離率25%OVER!
一目均衡表は三役好転状態キープ
- NASDAQ MACD下向き・RSI明確なダイバージェンス発生中(2020年1月から)
200週SMAからの乖離率56%OVER!
- 日経225 一目均衡表の転換線が基準線上抜け
MACDデッドクロス・RSIは51付近
ボリンジャーバンド中央付近
200週SMAからの乖離率は22%ほどでそれほど過熱気味ではない
- FTSE100 直近高値更新
一目均衡表 三役好転状態も基準線と転換線がギリギリの状況
ボリンジャーバンドがスクイーズ
200週SMAがサポートのような動き
まもなく50週SMAが200週SMAを上抜け:ゴールデンクロス
MACDまもなくゴールデンクロス・RSIは60付近
- DAX 一目均衡表 転換線が基準線下抜け 一方で遅行スパンは上抜け
ボリンジャーバンドがスクイーズ
20週SMAがレジスタンスのような動き
MACD下向き・RSIは50OVER
- BTC 一目均衡表 転換線上抜け、遅行スパン上抜け:三役好転
ドル建てでもATH達成
RSI 65付近
MACD上向き
ボリンジャーバンド 2σ付近、バンドウォーク?
注目の経済指標と結果
今週の主な経済指標振り返り(右記は結果/予測数字)
10/22 PMI祭り!
振り返り
日米英のPMIは予想を上ぶれる結果となりましたが、ユーロ圏のPMIは軒並み低調な結果となりました。
ただ、この結果を受けてもユーロが弱くなる事はなく、むしろユーロドルは上昇傾向となっています。
この辺りは後ほどコメントします。
ユーロが強くなった事を反映してか、ユーロ各国の株価は今週低調です。
来週のECB、日銀それぞれの金利発表があるので動きにくい相場でしたが、
これは来週前半も同様であり、
それに加えてGAFAMの結果次第ではさらなるボラが出る可能性がありますね。
米国決算振り返り
ヘルスケア・セクター
2021/10/19 PG プロクター・アンド・ギャンブル 1Q NYSE
2021/10/19 JNJ ジョンソン・エンド・ジョンソン 3Q NYSE
2021/10/20 BIIB バイオジェン 3Q NSDQ
2021/10/20 ABT アボット・ラボラトリーズ 3Q NYSE
ハイテク/半導体セクター
2021/10/19 NFLX ネットフリックス 3Q NSDQ
2021/10/20 IBM アイビーエム 3Q NYSE
2021/10/20 TSLA テスラ 3Q NSDQ
2021/10/21 INTC インテル 3Q NSDQ
2021/10/21 SNAP スナップ 3Q NSDQ
航空セクター
2021/10/19 UAL ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス 3Q NSDQ
2021/10/21 LUV サウスウェスト航空 3Q NYSE
2021/10/21 AAL アメリカン航空グループ 3Q NSDQ
振り返り
航空セクター大手3社の黒字確保や、
AT&T・テスラ・ネットフリックスの好調な決算発表で水曜日あたりまでは順調だったものの、
金曜日のインテルとスナップの予想下振れ決算によりハイテク銘柄を中心に崩れる結果となりました。
来週はいよいよGAFAMの決算も控えており懸念材料として挙げられます。
NASDAQ指数にも影響がある話題ですので、VOL1のテクニカルと合わせて確認いただければと思います。
テスラは本業の自動車販売台数が過去最高となった他、仮想通貨の価格高騰も会社財務状況に好影響がありそうです。
為替概況
今週の結果まとめ
- 銘柄 終値 前週比 騰落率
- ドル円 113.471¥ −0.731 −0.64%
- ユーロドル 1.16459$ +0.00469 +0.4%
ドル円 テクニカル分析変化
- 先週の大きな陽線により過熱感もあった為、今週は金曜にかけて続落
- SMA 50週SMAと100週SMAでゴールデンクロス完成
- RSI 70を割り込む
- MACD ゴールデンクロス達成
- BB +3σラインは下回ったものの、+2σは依然として上回っている状態
- 出来高 9月以降出来高上向き
- 一目均衡表 三役好転状態キープ
- フィボナッチ 直近上昇値幅の21.4%戻し達成
ユーロドル テクニカル分析変化
- SMA 200週SMAにサポートされた格好
- RSI 50を下回り低下傾向
- MACD 下向き
- BB ー2σ付近ではあるもののバンドウォークは無し。
今週の上昇で平均に近づく - 出来高 変化無し
- 一目均衡表 現在雲の中・位置関係としては下方向
振り返り
読みにくい相場であったものの、最終金曜日に米長期金利が1.7%を付けた後低下基調となり、
ドル売りの流れとなりました。
またパウエルFRB議長の発言で長期金利は一時急上昇したものの、
その後の「利上げは時期尚早」発言により結局1.64%台に低下。
再びドル売りの状況となり終了しました。
PMIでは米国が強く、ユーロ圏が弱いといった流れでしたが為替にはあまり影響せず。
金利が発生点である事が示唆されています。
主な要人発言
パウエルFRB議長
「テーパリングをする時だ」
でも「利上げは時期尚早」
以上こんなところです。
来週も頑張っていきましょう。