こんにちは、龍です
本日からいろいろと私なりの分析も載せていきたいと思います
ダンさん他インフルエンサーの動画もヒントにしつつ書き連ねてみます
今回は最近大注目の暗号資産を分析していきます
個人的な備忘録と共に、取ったポジション、利確、損切りをしたポジションを整理する意味でも書き留めていきます
BTC Update
まずはBTCからのUpdateです
暗号資産全体がイーロン・マスク氏のツイート、そして中国の規制など多くのネガティブトピックスで大きく下落をしています。
暗号資産で最大の時価総額を保つBTCでも、一企業の社長の発言でここまで乱高下するとなると、市場はまだまだ未成熟なんだな〜と思う今日この頃
言い換えれば、まだまだ多くの伸びしろがあるとも捉えています
直近暴落していますが、私個人としては暗号資産全体がまだまだこれから資金流入のある市場だと考えています
それでは分析していきます
BTC現況と分析・トピックス
早速各暗号資産の現況と分析です
基本的に日本の取引所・販売所で取引できる通貨を中心に分析します
※ご注意
※私は暗号資産や金、原油などコモディティの特徴を持つ・もしくは分類される投資商品は基本的に縦軸を対数で見ています
通常の価格で縦軸を取られている方には違和感があるかもしれませんがご了承ください
※投資は自己責任でお願いいたします
私が上、下という予想はあくまで私見ですので、ご自身の最終判断の元エントリーをお願いいたします
BTC 週足
まずはBTC週足です
先週、今週と仮想通貨全体が暴落したことはご存知の通りです
巷では「もう仮想通貨バブルは終わった」とか、「2万ドル、いや1万ドルまで下がる」という話題を耳にします
果たして本当にそうなのか、チャートで判断していきたいと思います
週足で見てみると、コロナショック時の最安値と昨年10月につけた安値あたりを結んだ白いトレンドラインが引けます
さらにこのラインですが、上値、中値で判断すると上記の様にチャネルラインを引くことができました
20日の暴落で一時的にしたヒゲを伴ってこのチャネルを下にブレイクしかけましたが、現在このチャネルの中に戻ってきています
週足のフィボナッチを引いてみると、現在76.4%戻しの水準で買い勢力と売り勢力が拮抗していることがわかります
このラインを明確に下回って白チャネルの下限を模索する様であれば、トレンドブレイク→下降チャネル入りの可能性がありますので、注意が必要ですね
ただ現時点ではまだ上目線と言えると思います
BTC 日足
次に日足を見ていきます
日足では目線はダウ理論的にも「下」となります
直近では200SMAも破られ、上目線の状況としてはかなり悪い状況です
上位足での目線がまだ上とはいえ、直近での出来高を見ても売り圧力が強いことが伺えますね
一方で、冒頭述べた白のチャネルラインの中にまだ存在していることや、週足フィボナッチ節目で落ち着いていることを勘案すると、判断するにはまだ早いかと思います
実際今のラインはイーロン・マスク氏のツイートによって暴騰する直前の価格であり、本来の価値とは関係のないイベントによる価格高騰を打ち消した状態だといえますので、正常な状態に戻ったとも言えるのではないでしょうか
今回の暗号資産暴落によって、どの投資商品に資金の移行があったのかを探しても、明確な答えは見つかりませんでした
これはレバレッジによって釣り上げられた価格が、ポジション解消・強制決済によって落ちただけと理解できますので、この点からも正常状態に戻ったと言えるかと思います
なので上位足目線から引き続き上を目指す展開、ただし下値は31000ドル付近までまた下落する可能性はあることを念頭に置き、小ロットで積み増ししていく戦略が良いのではと思います
BTC 4時間足
続いて4時間足です
4時間足をみると、週足のフィボナッチライン(ピンク)でそれぞれ段階的に買い勢力によって価格の下落を止めるべく抵抗されていますが、4時間足の20SMA付近で売り圧力に負けて価格を引き下げてきたことがよくわかります
5月20日のセリングクライマックスで大きく下落をしますが、そこからは23.6%ラインでの攻防が現在も続いていることが4時間足でも観測でき、このラインで買いと売り、どちらの勢力が勝つのかが勝負の分かれ目になってくると考えています
23.6%ラインと、4時間足20SMAによるディセトラの様な形にも見えますね
もちろん下げてもチャネルラインの下限がありますので、そこでもサポートされる可能性は十分あります
下に抜けたと思わせながら、白チャネル下限でのサポートによるブラフで上昇というパターンも考えられますので、しっかりと重要なラインを抜けたことが確認できてから、ロング、またはショートでのエントリーを仕掛けていくべきだと思います
現在ダブルボトムの様な形が4時間足では確認できますが、ロングを考えられている方はこの後もう一度落としてトリプルボトム形成というシナリオも構築していきましょう
BTC 月足
最後に月足を見て全体を把握します
現在2013年から続く非常に長期のチャネルライン(紫)の中を推移しながら、BTCは上昇しています
そして、2020年3月、コロナショックから白い上昇チャネルを伴って価格を推移させてきていることは前述の通りです
月足のフィボナッチ(緑)で見てみると、2019年の前回安値〜本年5月の高値に対し半値戻しを達成した形ですので、月足をみる限りでは非常に適切な価格調整が行われたことがわかります
もちろん、2019年の値動きをみると紫チャネルの中値を達成した後コロナショックに向けて価格を切り下げていますので、同じ推移をたどる可能性は十分にあります
しかしながら、チャート上の分析ではあくまで上目線であることがわかりますので、今回の暴落により苦しまれている方も、現物でのエントリーをされている方はこの月足をみると少し冷静になれるのではないでしょうか
暴落と言いながら今月は出来高も現時点では低いことがお分かりいただけるかと思います
レバレッジかけられている方は、低レバレッジで小ロットでのエントリーを
そして重要なライン、たとえば白の上昇チャネル下限を切ったらロスカットなど、ルールを決めてエントリーされることをお勧めします
BTC その他のインジケーター分析
こちらはBTCのRSIを見ています
BTCは直近3月に91.73という数値をつけ、月足レベルでも過去最高レベルまで到達した後5月に入り急落をしています
過去96くらいまでになったこともあるので上昇の余地がないとは言いませんが、十分に注意する必要があります
一方で過去のRSIの動きをみると、2013年の上昇相場、そして2017年のバブル相場では2回とも1度頂点をつけた後再び数値を切り上げるダブルトップの様な形を形成しており、もし今回もその様な経緯をたどるとすれば、RSIの上昇とともにもう一度高値を更新してくる可能性も十分考えられると思います
当然ながら、過去の流れを繰り返すとは限りませんので、上昇・下降の可能性双方を十分に情報収集しながら投資戦略を立てていきましょう
まとめ
今回はBTCの分析を行いました
要点を下にまとめます
月足:上目線・フィボ50%戻し達成
週足:上目線・フィボ76.4%戻しでもみ合い中
日足:下目線
4時間足:下目線・週足フィボ23.6%水平線と20SMAでディセトラ形成中
暗号資産は価格の急変がクローズアップされやすく、永遠に急上昇していくと言われたかと思えば、すぐに暴落し「もう終わりだ」なんて声も聞きます
しかし、今日の様に週末等日時を決め、上位足から冷静に分析の上ここからどういったアクションをとるべきかご判断ください
その際には今回の記事が参考になれば幸いです
それではまた