こんにちは、龍です
今日も高橋ダンさんの動画をヒントに投資銘柄の分析や、自分なりの戦略を共有したいと思います
個人的な備忘録と共に、ダンさん自身の取ったポジション、利確、損切りをしたポジションを整理する意味でも書き留めていきます
5月1日の動画
①ドル為替 FXエントリーチャンス!
今回は為替分析です
米長期金利の急上昇に伴って上昇していたドル指数ですが、3月31日に10年国債の金利1.774%と付けて以降、一旦の落ち着きを取り戻しています
ここでダンさんは新たなトレンドが生まれた可能性があるとして言及し、どのポジションをとるか分析されています
ドル指数(DXY)とは?
(すでにご存知の方は読み飛ばしてください)
ドル指数とは、日本円やユーロなど、世界主要通過に対するドルの為替レートを複合して指数化したものです
よくユーロ・円・ポンド・スイスフラン・カナダドル・クローナの6通貨に対する為替指数と言われますが、取引所によって採用通過や採用通貨数も違いますので念のためご留意ください
概ね主要6通貨に対するドルの総合的な指数と捉えていただければOKです
為替のチャートを分析する際に、たとえばドル円であればドル主導で動いているのか、それとも円が主導で動いているのかをDXYを見ることで予測できます
為替分析
ダンさんのテクニカル分析では、以下の条件よりロングでのエントリーチャンスと判断しています
- MACDのゴールデンクロス
- MACDとチャートの整合性
- 包み足(7日間)
- ボリンジャーバンド(上限までの上昇余力)
また、ポジション状況分析では以下の如くです
- 先物:54%がロングで半々の状況
- 機関投資家の日本円ポジション:過去2年間の平均値
- アメリカにおける純投機のドルポジション:過去1年くらいの平均値
- アメリカにおける機関投資家のポジション:平均的
ポジション状況が全て平均的であるため、よりテクニカル分析が生きる・生まれたトレンドの方向に大きく動くと予想されています
この動画の結論
今回は短期投資戦略
ドル円はここからDXYの上昇に伴い110円付近まで上昇するとの公算だが、ドル円よりも過小評価されている為替ペアがあるのでそちらに注目すべき
- ユーロドル
- 豪ドルドル
- ポンドドル
今回はドル主導での上昇との結論のため、上記3通貨をロングでエントリー
「短期戦略でドル絡みの通過ペアをロングエントリー」
分析
私なりの分析は以下の通りです
ダンさんの意見に反対ばかりしてしまい申し訳ないのですが、ここも私は手を出せません
月足を見てみますと大きな1980年代から形成している大きな水色チャネルラインの中を推移しているように見えており、この中で形成された黄色チャネルを下抜けたように見えます
しかしながら、2001年に一旦水色チャネルの上限にタッチしたチャートパターンから考えると、直近で上限にタッチしていない事が気がかりではあります
週足を見てみましょう
週足では現在25SMA付近で推移しており、どちらに動くかわからない状況です
水色チャネルの上限にタッチしにいくべく上昇の可能性もありますし、ここからMACDのデッドクロスを伴ってドル安方向に向かっていく事も考えられますので、ちょっと決断しにくいな〜と思っています
為替は難しい、、、
確かに日足レベルでは堤脚など上昇を示唆するチャートパターンが出現しておりますが、ここは静観したいと考えます
明確なトレンドが出てから考える事にします
※投資の最終判断はご自身でお願いします
②仮想通貨分析
5月1日ビットコインが9%の急騰を見せました
ダンさんとしては月末におけるビットコイン先物のオプション期限を迎えた事で新たな買い圧力が生まれたと判断しています
ビットコインのオプション期限
現在、暗号資産にはビットコインをはじめ多くの通貨へ資金流入が起こっています
私も暗号資産への投資は行っておりますが、現在暗号資産にエントリーしている投資家の間では楽観論が広がっており、批判的な意見はほとんどありません
多くの市場参入者が毎月末期限のコールオプションを購入しており、4月末で期限切れとなったオプションを行使しなかった、もしくは破棄した投資家が再参入をする事で上昇したのではないかと分析しています
実際ここ半年は月初の度にBTCは大きく上昇しており、すでに2017年末の最高値を突破しています
銘柄分析
ダンさんは以下のテクニカル分析より、BTCへは投資しないと判断しています
- 60000ドル、64000ドルのそれぞれレジスタンスライン
- 出来高の低さ(本格的な買い圧力ではない)
- MACDは上昇傾向に変化したが、MACD自体の下降トレンドラインを上抜けできていない
- ボリンジャーバンドの中で推移しており上昇余地はある
ボリンジャーバンドの分析以外では、まだ買いと判断するだけのテクニカル指標が揃っておらず、ロングエントリーは出来ないとの判断でした
その他の暗号資産に対する分析
- 他の暗号資産も出来高が少なく、本格的な流れが見えない
- DASHは2月の高値を突破できておらず、出遅れ銘柄として上昇余地はあるかもしれない
この動画の結論
✔️長期戦略として
長期戦略では、毎月投資金額のうち一定割合を積み立てていく
✔️短期戦略として
現在アルトコインのロングを多数保有(DASH・OMG・ZEC・CHZ・XTZ・ATOM等)しており、そのままキープを続ける
ただし、指標となるBTCが大きなレジスタンスを突破できていないので、ヘッジとしてのETHは保有したままとする
64000ドルを突破したらヘッジを縮小、もしくは全てカットする方針
アルトコインでは
DASH・OMG→まだ2018年のピークを突破できていない
ZEC・CHZ・XTZ・ATOMも2021年2月中旬のピークを突破出来ていないのでそれぞれ注目している
結論
「長期戦略:積立 短期戦略:アルトコインのロング+ETHショート(ヘッジ)」
分析
私なりの分析は以下の通りです
BTCドル建てチャート週足
私はBTCのような有限の物(コモディティ含めて)は縦軸を対数で見るようにしています
S2F理論を信じている部分もありますが、対数で見てみると現在のポイントで買いと売りの勢力が拮抗しているのもなんとなく理由がわかります
現在長期の黄色チャネルの中値付近で値動きをしていますので、ここのポイントで売りの勢力が強くなっていると私としては考えています
MACDもデッドクロスしており、複合的な理由から一時的な下落はあるかもしれません
(白のチャネルライン下限を目処に)
しかし、中期的には2017年当時と同様、この黄色チャネル上限を目指して推移していくのではと考えています
短期売買は考えていないので、今のロングポジションをキープし続ける事を優先
なお、ヘッジとしてのETHショートは、理解は出来ますがアルトコインのボラでショートを持つのは怖く、現物ロングのみ保有の公算が大きいです(※事実ETHは急騰を続けています)
最後に、長期の見通しとして来年以降しばらく仮想通貨は停滞すると分析しているので、年末までを目処に利確ポイントを探ります
私のアイデアとしては中長期目線でロングをキープしていきます
なおそこにプラスして私はライトコインのロングを保有しています
この分析はまたの機会に
※投資の最終判断はご自身でお願いいたします
まとめ
本日のダンさん動画のまとめは以上です
現時点でダンさんのポジション(4月30日をスタートとしています)
短期投資:(ETF)IWM
(FX)EURUSD・AUDUSD・GBPUSDのショート
(暗号資産)DASH・OMG・ZEC・CHZ・XTZ・ATOM ロング
ETH ショート
長期投資:BYCを中心とした暗号資産のロング
この記事が参考になれば幸いです
ではまた